忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

すごかった。に尽きた。なにもかもが前衛的でかっこよくて。
セットリストはこちら
494246978_247.jpg

















(すみません、転載です。)

僕がとったチケットは、来日ツアーの追加公演で、10月7日の東京国際フォーラム。この日は偶然、というか僕は知らなかったんだけどトム・ヨークの誕生日だったんだ。だからなにっていうわけじゃないんだけど、mixiのRadioheadコミュでは、トム・ヨークの誕生日なんだから、ホイッスルとかなんかの合図に合わせてハッピーバースデーを合唱しよう!っていうトピがたったりして、盛り上がってたんですよ。だけど、それに対して、ジャニーズのライブじゃないんだからそんなことはやめよう。っていうトピもたちまして、この両トピが論争し始めたわけですよ。「周りの人の雰囲気を邪魔するな」とか「誕生日にお祝いされて嫌な人なんているの?いたらその人は悲しい人生じゃない?」とかこんな感じで・・・、もう原理的な理論の応酬で大変荒れてたと思うんですよ。嫌ならそんなトピ見なきゃいいじゃんってことなんだけど、その日のライブに参加する身としては、どうしても気になってしまって。かといって気にしたところでろくなこともないんだけどね。思っているのは僕だけかもしれないけれど、その後もやたらと、ライブ中のマナーに関してのトピがたってきて盛り上がったりと、なんだかネガティブな内容の議論が多くなってきて、ライブ前だっていうのに、僕の中での盛り上がりがいまいちだったんですよ。

ST330201.jpg















当日、座席はステージからすごく遠い。これは、バンドメンバーの顔が見えない。自慢になるけれど、ここ最近ではコーネリアスとベックのライブに参加したんだけど、どちらもステージ真ん前のチケットを獲得していたので、それらとどうしても比べてしまって、開演前にかなり不安になった。隣の席にゴシックな恰好をしたカップルがいたんだけど、オープニングアクトのModeselektorが演奏しているとき、隣に座ってるゴシックな女は寝てるし、なんだかついていないっていうか、このライブに関しての僕の雰囲気は一向に良くならない・・・。

そして、そんな感じのままついにRadiohead登場。もうさっきのModeselektorのときの見る気のなさがなんだったのかっていうくらい、隣の女が盛り上がる!
一曲目はAll I Need かなり意表を突かれたゆっくりなスタートだ。一曲目はてっきり15Stepだと踏んでいたのに。ゆっくりとリズムが進んできて、静かにトム歌い始めて、ここに至るまでの僕の雰囲気の悪さというか、腐っていた感じをなだめるように、だんだんと神々しく高らかに叫ぶ・・・自分勝手にそう思ってしまうくらい選曲がジャスト!!

そして15Step、次にNational Anthemと続いた。
東京国際フォーラムの2階はかなりの急斜面で、立ちあがると、前の人の頭が僕の腰下くらいになって、前の人が見えなくなるくらいステージを見やすいように設計してある。ステージまではかなり遠く、歌っている顔すら見えないのに、音だけは近くで歌っているかのように、ここまで届くから、音と光景の距離差にはじめ少し酔った感じがした。ステージからの黄色い照明が、斜面下に見える、微妙に揺れながら魅了されている整列した人たちを照らしていて、National Anthemの曲と相まってなんだかすごく宗教的体験に思えた。本当に神々しかった。

毎回セットリスト(曲順)を変えるRadiohead。先日までの公演では1日のみだけどKid A をやったというから、これはもしかしてとかなり期待していたところ・・・Kid Aきたよ!youtubeでしか観たことないKid Aの演奏をまじかで観た。CD音源とはかなり違う、Kid A ライブでのKid Aが大好きだったんだ。これを観たいがためにチケット買ったんだ。本当に。すごいんだよ。すごかったんだ。きちっと確認しているわけじゃないから、ひいき目かもしれないけど、アルバムで言うとKid AとAmnesiacの曲が、最新アルバムであるIn Rainbowsを除くと多い感じがしてね。比較的最近のRadioheadが特に好きな僕が期待していた、いやそれ以上のセットリストをやられたんだ。本当なんだよ。

特に、後半は、アンコール後なんてフィル・セルウェイのドラムに合わせて昇天してしまいそうなくらいだった。IdiotequeだとかHouse Of Cardsだとか、Blow Outだとか。そして最後のEverything In Its Right Place ジョニーとエドが地べたに座って、歌ってるトムの声をその場でサンプリングして加工して、カオシレーターを使ってループさせて・・・・。ああ・・・。

Radioheadにとって、CDに録音した曲っていうのはあくまで一つのアイディアでしかなくて、ライブでしか再現できない、聴けない、アイディアを次から次へと放出してくる。しかも必ずと言っていいほどライブで聴いた方がすごく良い。でもそれはあくまでのそのときだけで、また次の機会になるとさらに変化している。リスナーが一つの曲、過去の思い出に固執するのを避けるように、前衛的に変化し続ける自分たちを見せつけて、決してリスナーを自分たちに追いつかせない。Creepをやるかどうかとりあえず気にしちゃうとか、1stアルバムPablo Honeyからの曲はあるかどうかとか、そういうのじゃなくて本当に変化し続けている現在を見てほしいのだろうなって思ったよ。決まり文句だもんね、今回はcreepやるかどうか!?っていうのは。

ST330204.jpg












ライブ終了後


観終わった後に、ああー今度はもっといい席でもう一度観たいなぁと思いました。あと、National Anthemの前に、リアルタイムのニュース放送を加工して、流したみたいなんだけど、それでノーベル物理学賞を日本人が受賞したことを知ったよ。
PR




体調が悪いというのに、送別会という飲み会に参加して、ストレスを発散しようと言うばかりに酒を飲んだものだから、気分が最悪だ。酒を飲むとビタミンやらそういう人間が体内で生成できないものが一気に失われていく感じがして、ひどく自分の身体が心配になる。栄養バランスをいくら考えて生きようと、一度の無理でそのほとんどが無になる気がする。

大好きだった酒が今や苦手だ。コミュニケーションの一環として飲み会はとても重要であると思うが、ここ最近、自分には向いていないんじゃないかと思うほど、後悔することが多い。言わなきゃいいことだったり、やらなきゃよかったことが、飲み会後、酔いがさめてきてからじわじわと思い出されてくることがある。酔いに任せて大きな過ちを犯してしまったとか、そういうやましい意味ではなく、もっとささいな意味でだ。たとえば、言わなきゃ問題にすら挙がらないような自分や他人の小さな秘密をほのめかしてしまったり、余計な批判を展開させてしまったり、だ。酒に酔って気分が大きくなっているせいで面白くしようとして、つい大げさに話したり、極端に言ったりしてしまう。結局のところ言う必要はなかったというのに、言ってしまったと、それがいかに些細なことであろうと、必要か必要でないかは別にして、自分でも意外なくらい後悔する。

飲み会という、勢いのある酒にはここ最近、身体と気持ちがついていかないことが原因だ。無理して高ぶらせるものだから、なにかしらのやりすぎた感が生じてきて、後悔につながっている。今の自分には、大きな声を出して、がつがつとつまみを食い、ぐびぐびと酒を飲むようなことはできなくなっているのかと思う。20代前半にしてそういうときが来たのかもしれない。そういう飲み会がいけないとか、嫌いだ、という意味ではなく、自分がするには難が生じると意味だ。今の自分にはせいぜい2~3人のこじんまりとした酒が合っているんだと思う。その方が、本当に好きな話だけをしやすいし。

さて、反省文のような記事になってしまったが、この記事のメインテーマは東京国際フォーラムにて行われるレディオヘッドのライブのチケットが届いたことについてである。先日の記事でも軽く書いたが、10月上旬のライブに行く。全く納得のいかない高額チケットだが、東京国際フォーラムということとレディオヘッドのライブ映像を見てしまったことで、気持ちが大きく動き、買ってしまった。およそ12000円という高額だが、せっかくだからとS席にしてみた。そのチケットが昨日届いた。そして驚く。チケットを見てみると座席番号は2階の後方だった。S席というのに2階席も含まれていて、さらに前列でないということに驚いた。先行予約には5000円の年会費が必要ということで、クリエイティブマンにそんな金額を払う気にはなれず、今回は先行予約ではなく一般発売でチケット買ったので、なんとなく前列の座席になるのは難しいと思っていたが、ここまで悪い席になるとは考えてもいなかった。この席でS席というのであれば、A席はどうなってしまうのだろうか。今までもクリエイティブマンには嫌悪感を抱くことが多かったが、今回もすごくがっかりだ。

しかしながら、レディオヘッドのパフォーマンスは超楽しみである。後ろでゆっくり座りながらじっくり聴けというお告げなのだろうか。それはそれでいいのかもしれない。東京国際フォーラムだしね。


Radiohead - 15 Step
この動画を観てほしい。


Radioheadのライブへ行くことになった。
場所は東京国際フォーラム ホールA



Radiohead - House of Cards

トムヨークの顔って、ただ素顔を映しているだけでも一つの映像作品になりそう。ただのインタビュー映像そのままでももはやミュージックビデオだ。カットアップして曲に合わせたらVJだ。開ききらない片目なんてもはやアート。

すごく、この曲への理解度の深さを感じる。映像としてシンプルな主張だ。
あれこれ素材を使ったり、色々な手法を駆使したりせず、初めて見た時の印象がすごくわかりやすくて、なおかつ一曲通して見ても飽きない簡単な映像だ。
僕が映像を作る上で毎回のように悩むのが、手法の拡大志向というか、一つのアイディアに頼りきれないところだ。下手な展開を見せずに4分もまとめるなんてことは、僕にはまだできない。一つの手法(アイディア)で一つのシーンを加工して、それを4分ももたせるなんてことは、作っている最中に不安になってどうしようもない。
一つのアイディアに頼りきれるほど、力強いアイディアを具現化できないせいで、つい余計な展開を考えてしまって、結局出来上がるのはまとまりのない、主張の軽い作品だ。
毎回のように、今回は単色系でいこうだとか、今回はワンカットでいこうだとか、ループのみだとか考えるが、結局いつも手法の拡大に頼って映像を作る。そうやって作られた映像は、なんとなく雰囲気押しだし、印象が薄い。

ここでいう一つのアイディアというのは、思いついたアイディア一個をそのままそれだけで映像化するという意味ではなくて、一つのアイディアから引き出した多数のアイディアをスマートに関連付けて、散漫させずにシンプルな雰囲気を持たせるということ。
色々なアイディアを思いつくのはすごく重要だけど、それらをうまくまとめることが、今の僕にとって最も重要な考え方だ。
色々な素材を重ねてわざと散漫さを演出する映像も好きだけど、今僕が作りたいのはそういった映像ではなく、一つの世界のような映像だ。(仮に、わざと散漫さを演出するとしても、観終わった後なんらかの統一されたイメージを彷彿とさせたい。)

たとえば、僕が真似したい映像を思いついたままにいくつか挙げてみる。




ワンカットとか単色にこだわるわけじゃないが、色々なアイディア(手法)を駆使しているのに印象としては簡単なものを感じさせるような、とにかくシンプルな印象を感じるような映像である。(本当に、一個の思いつきのアイディアで作品にしてしまうこともありだ。)
そして付け加えると、有機的な素材を、無機物のように組み合わせた映像が良い。生音を駆使したエレクトロニカミュージックのように、その音だけを聞けば、当然のように楽器から鳴らされた音だが、音楽として組み合された結果、非日常的な曲となっているように、日常的な映像素材を駆使し、それらを組み合わせることで非日常的な映像を作りたい。
一方、無機的(人工的)な映像を組み合わせて(加工して)、有機的な(日常的・現実感のある)映像を作ることも実際のところ面白そうである。今までの僕の作品を見て考えると、無機質な素材を加工して、現実的な質感を持たせることで、有機的な映像へと近付けていることが多い。この路線は楽しいので、今後も似た手法を駆使することが多いと思うが、展望としては日常的な映像を組み合わせる方法をとって映像を作っていく。

なんとも断片的だが、こんなことを考えていたら朝5時を迎えたので、寝る。


すげー熱い。溶けそう。
すげー日差しきつい。皮膚が音をたてて焼けそう。
BeckのModern Guiltを選択。
あーでもそんな日和に合わせてmp3プレーヤーの曲を選ぶの楽しい。
目の前の光景とイヤホンから出てきた音が雰囲気的に合致すると、すごく気持ちいい。
熱いとか汗かいて気持ち悪いとかじゃなくて、
好いも悪いもすべて関係なく、そういうものとして受け止められる。

学会発表用パワポを水曜までに作ってくれって、月曜の夜に言われた。
火曜は一日中作成に追われて、耳が痛くなるまでイヤホンが耳の中に。
目がこった。気分がすり減った。
あーでも、こんな状況に合わせて音楽選ぶの楽しい。苦しい状況の俺、音楽に合うなあ。
すり減った気持に坂本真綾。音楽への意識を分散させるためにkashiwa daisuke。

火曜23時、プレーヤーが電池切れ。
水曜1時、帰宅、大学は暗黒。暗黒の中央通りは、歩いているというより漂っている。
光はない。音もない。音楽がない。
本当に進んでいるのだろうか。
すき屋の明かりがここが地球であることを教えてくれた。
4時就寝。

翌朝、すげー熱い。溶けそう。
すげー日差しきつい。皮膚が音をたてて焼けそう。
BeckのModern Guiltを選択。
あーでもそんな日和に合わせてmp3プレーヤーの曲を選ぶの楽しい。
目の前の光景とイヤホンから出てきた音が雰囲気的に合致すると、すごく気持ちいい。
苦しい状況の俺、音楽に合うなあ。


yanokami - 気球にのって




カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Twitter
TwitPic
プロフィール
HN:
そーし
性別:
非公開
趣味:
CDを平積みする。
最新コメント
[05/15 Backlinks]
[01/18 ArnoldPlaurgy]
[01/17 MichalFluowl]
[01/17 ViktorianPeGo]
[09/20 そーし]
最新記事
最新トラックバック
バーコード
フリーエリア
忍者ブログ [PR]