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Apple社の創立者スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業生へ贈ったスピーチです。卒業する人だけでなく、観たことない人はぜひ全編見てほしい。




来週、大学を卒業します。
ちょっと前に「アップルの法則」というスティーブ・ジョブズについて書かれた新書を読んだんだけど、その本の最後で語られているのが、このスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチです。

彼がいう「点を繋げる」という話、僕も自分の過去を振り返ってみると、そういえばあの出来事がきっかけで今の考え方に影響を及ぼしている、とかあの時の経験がまったく関係していないように見える今のセンスを磨いていた、とか考え出すとキリがないくらい当てはまることが多くて、すごく共感する。っというか、こういうことを考えるのは僕も好きで、自分の考え方についての生い立ちみたいなものを徒然に考えることがある。そういう因果関係っていうのは、人に説明しようとしても、その理論が他人にはなかなか理解されないようなものも多くあったりして、脈絡のない自意識過剰の人だと思われてしまうかもしれない。たぶん、点を繋げる作業だけで完結してしまえば、本当に単なる自意識過剰なんだろう。でもこの作業を行い、過去の自分を探索することで、今の自分のアイデンティティーの確立につながってくるんじゃないかな。

僕は残念ながら、高校卒業後、浪人という名の準NEETを1年間(正味半年間くらい)経験したんだけど、この期間、今考えると僕の人生にとっての大きな点です。大きな点というかハブだね。一応予備校に入学したんだけど、見通しのつかない自分の将来のことを考えたくなくて、それと偏差値とか学力のことしか眼中にない人が沢山いる予備校の空気感が好きになれなくて、だいたい3ヶ月間くらい通って不登校に・・・ね。ちょくちょく一緒に通っていた高校時代の友達とは、その時点で音信不通になった。というか、連絡を僕が無視したんだけど。たぶん彼の中では、僕はドロップアウトで、完全に違う道を歩んだと思われたんだろう。中野、俺もちゃんと大学に入学して、卒業して就職することになったよ。

そのあとはマンガ喫茶のアルバイトで普段過ごす分のお小遣いを稼ぐ日々になりました。毎朝、予備校に通うと見せかけて家を出ると、朝は立川(予備校のある駅)の喫茶店で読書、11時頃になると映画館で適当な映画をチェック、映画の時間までHMVとその上の本屋さんで時間を潰して、映画を観終わるとまたHMVと本屋で物色。で夕方前くらいになると帰宅。友達と一緒にやってたネットゲーをプレイ。本当に優雅で、楽しそうな生活を送っていたね。

朝方までゲームした時は、このスケジュールをどんどんずらしていって、1週間をループ。そんなことだから、昼夜逆転する日も多くて、そんなことだから憂鬱になりやすくって、そんなことだからまたなにかに没頭しなくちゃ自分をとことん見出せなくなる。

浪人生だというのにほとんど受験勉強もしないで、ただただ音楽、映画、読書、ゲームの毎日。本当に生産性のないオタクな生活だった。カスに近い。

でもね、これって究極的に、生産性を控えたモラトリアムだと思うんですよ。もちろん、このあと生産性のある生活を目標にして生きて、ちゃんと社会に出ることが前提だけどね。僕にとっては、このときの堕落した生活が、大学で勉強することへの憧れを強くしたと思う。あと、大学生ならではのキャンパスライフをきっちり楽しまなければならない、っていう思いもそれがきっかけだと思う。

入学した頃の、周囲の人との勉強に対するモチベーションの差っていうのは本当に大きく感じた。やっぱり高校時代の勉強からの地続き的な感覚で入学するからなんだろうけど、僕はそこの隙間に大きな敷居を置かれてしまった状態で入学したからね、大学の勉強に対して、知識欲から来るモチベーションとかそういう環境だから勉強するみたいなものは全く当ててなくて、就職した自分に役に立つと思うから勉強したいっていう感覚がすごく強かったんですよ。それは今考えてもすごく良かったと思うんだけど、だから大学に入って初めて勉強することの楽しさとか能力が向上するっていう感覚が感じられたかもしれない。逆に、役に立たなそうっていう種類の勉強に関しては、かなりモチベーションが低くて、その辺りの安定感が初めはなくて、いまいち総合的な成績が良くなかった。

それとおまけに、大学生活のメジャーといえばサークル。このサークル活動ももう存分に楽しみたい!って思ってたからどっぷり刺激をもらいました。あくまで、勉強することがメインではあったんだけど、それだけじゃないセンスを確保して、バランスを保つことが重要だと思ったから(本当に当時から考えてたんだよ。本当だよ。)、映像制作にも本気で取り組んで、今に至る。映像制作を通して、かなり色々考えさせられたし、普段の勉強の方にも刺激を受けた部分があったと思う。そういう意味ではここでの点たちも繋げることができるかもしれない。

そんなこと言っておいて、依頼された映像を2か月以上完成させていないので、本当に申し訳ないです。3月中には完成させます・・・・。すみません。

全く関係がないこと、意識的なものじゃないこと、偶然の出来事でもなんだろうと、必ず将来の自分にとってはなんらかの点で繋がってきて、なにかのセンスとして今に生かすことができる。そう考えると、今考えていることの自信とか重要性っていうのが大きくなるんじゃないかな。どんなつまらない思い出だろうと、恥ずかしくて人に言えない経験だろうと、自分の中で考察してみればいいんじゃないかな。




スティーブ・ジョブズの2つ目の話と3つ目の話。根本的には今でも十分刺激を受けたんだけど、本当に重要な意味っていうのは、今の自分にとっては少し早かったような気がする。なんとなくだけど、これからの働き始めてからとか、年齢を重ねた後に活きてくるような話だったと思う。

自分の希望する会社に入れて、将来に対してもかなり信頼を持てるようになったけれど、実際のところ、そのまま勤め続けるかどうか、同じ仕事を続けているかどうかなんてことは、今後に不安とか不満があるわけじゃないけど、全くもって未定。少し誤解されそうだけど、就職する会社は大好きで、尊敬しているし、何もなければ、将来を捧げるつもりでいます。だけど、とりあえずは今の自分にとって満足できる目標をもって、大学生活を活動してきただけであって、今後も同じ目標で満足するかどうかなんてことはまずないと思う。だから、今考えられる将来に向かって頑張るだけで、そのあとのことは本当は全然信頼していないです。そうやって加速度的に成長できれば素晴らしいんだろうね。
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