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この前観てきました空気人形。音楽に
少し期待しすぎたのかもしれない。滑走路で加速していくジェット機が飛び立たずにそのまま減速していった感じだった。たぶん加速させたのは僕の期待感なんだろうと思う。というか、そもそも映画館で映画を観ること自体に期待していただけのかもしれない。
映画の中で、物事が少し破綻している気がしたんだけど、それはただ伝えたいことをシンプルに伝えるためにわざと理屈を通さないでいるんだろうと勝手にポジティブな解釈をした。シンプルに話を伝えたいときに、細かいところを気にしていては、結局何が言いたいのかわからなくなるから、これはそういうコンセプトなんだろう。つまりこの映画の結論は一つのテーマで終着するんだろうと考えたからね。
だけど、僕が感じた結論はあまりシンプルじゃなかった。話が進むほど困惑というか、余計(僕にとっては)な物事が増えていく気がして、うーん・・・これじゃふわふわした問題点を定義しただけで終わってしまうんじゃないか・・そういう感想を観ながら感じた。
なんかこう、社会とか人間の闇の部分はとにかく良くないんだよ、色々とさ!みたいな。
僕は正直のところ、空気人形は人間になってみてすごく独特な(この映画のオリジナリティになるような)感想を抱くんだろうと思っていた。それこそ「人間はみんな常にどこかで寂しさを感じていて、その寂しさを知ってしまったがために辛くなった」みたいなのじゃなくて、もっと辛いとか楽しいとかじゃない、自分なりの幸せ感を感じとってそれを持って生きていくのだろうと勝手に待っていた。
映画でははじめはそういう流れだったと思う。自分がそうなって欲しかったから、そうじゃなくなっていったときの印象をすごく覚えている。僕の中で、この映画への期待感が勝手に、なってほしい結果みたいなものをかなり用意していて、結局そうはならなかったから、正直のところいまいちな印象をすごく感じた。
この映画を今から観ようとする人に、僕の感想は迷惑な印象を与えてしまうかもしれない。そうなってしまったら申し訳ない。でも人は人です。人が面白いと言おうがつまらないと言おうが、良い映画は人それぞれにとって良い映画です。
なんか記事の最後にきてこんなフォローみたいなこと言うと、あたかも僕がこの映画はつまらなかったって言ったみたいな雰囲気になってしまいそうだね。そろそろ映画の話はやめようか。
そうそう、そういえばこないだ長野に行く前に、久しぶりに東京の高尾山を登ってきました。東京から散歩気分で登山ができて、八王子の景色もなかなか綺麗だし良いよね。頂上付近には薬王院という寺があるんだけど、ついでと言ったら罰あたりだけど参拝してきました。
東京から離れたところに住む人には知られてないかもしれませんが、東京には新宿から中央線に乗って1時間かからないところに高尾山という山があるんです。山といっても舗装されている道ばかりで散歩道の延長みたいな山ですけどね。
少し期待しすぎたのかもしれない。滑走路で加速していくジェット機が飛び立たずにそのまま減速していった感じだった。たぶん加速させたのは僕の期待感なんだろうと思う。というか、そもそも映画館で映画を観ること自体に期待していただけのかもしれない。
映画の中で、物事が少し破綻している気がしたんだけど、それはただ伝えたいことをシンプルに伝えるためにわざと理屈を通さないでいるんだろうと勝手にポジティブな解釈をした。シンプルに話を伝えたいときに、細かいところを気にしていては、結局何が言いたいのかわからなくなるから、これはそういうコンセプトなんだろう。つまりこの映画の結論は一つのテーマで終着するんだろうと考えたからね。
だけど、僕が感じた結論はあまりシンプルじゃなかった。話が進むほど困惑というか、余計(僕にとっては)な物事が増えていく気がして、うーん・・・これじゃふわふわした問題点を定義しただけで終わってしまうんじゃないか・・そういう感想を観ながら感じた。
なんかこう、社会とか人間の闇の部分はとにかく良くないんだよ、色々とさ!みたいな。
僕は正直のところ、空気人形は人間になってみてすごく独特な(この映画のオリジナリティになるような)感想を抱くんだろうと思っていた。それこそ「人間はみんな常にどこかで寂しさを感じていて、その寂しさを知ってしまったがために辛くなった」みたいなのじゃなくて、もっと辛いとか楽しいとかじゃない、自分なりの幸せ感を感じとってそれを持って生きていくのだろうと勝手に待っていた。
映画でははじめはそういう流れだったと思う。自分がそうなって欲しかったから、そうじゃなくなっていったときの印象をすごく覚えている。僕の中で、この映画への期待感が勝手に、なってほしい結果みたいなものをかなり用意していて、結局そうはならなかったから、正直のところいまいちな印象をすごく感じた。
この映画を今から観ようとする人に、僕の感想は迷惑な印象を与えてしまうかもしれない。そうなってしまったら申し訳ない。でも人は人です。人が面白いと言おうがつまらないと言おうが、良い映画は人それぞれにとって良い映画です。
なんか記事の最後にきてこんなフォローみたいなこと言うと、あたかも僕がこの映画はつまらなかったって言ったみたいな雰囲気になってしまいそうだね。そろそろ映画の話はやめようか。
そうそう、そういえばこないだ長野に行く前に、久しぶりに東京の高尾山を登ってきました。東京から散歩気分で登山ができて、八王子の景色もなかなか綺麗だし良いよね。頂上付近には薬王院という寺があるんだけど、ついでと言ったら罰あたりだけど参拝してきました。
東京から離れたところに住む人には知られてないかもしれませんが、東京には新宿から中央線に乗って1時間かからないところに高尾山という山があるんです。山といっても舗装されている道ばかりで散歩道の延長みたいな山ですけどね。
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オレも観たのだ
空気人形。
そーしと同じような印象でした。
期待を上回ってはくれなかったかな。
そんで初めて自分が期待し過ぎていたことに気付きました。
でも久々に映画観て色々考えさせられて、頭のリハビリになったと思います。
「人との関係」を「息」で繋ぐストーリーってことだと思います。劇中詩の「生命は自分自身では完結できない」ってことばに集約されてるんだろうね。中身はあるけどカラッポの人間と、中身はないけど人との繋がりを強く求める人形と。みたいね。そう思うと色々納得がいくんだけど、納得がいくだけで、映画として面白いか見ごたえがあるかっていうのはまた別の話だってことですかね。
個人的には板尾さんの演技が素晴らしすぎた。
そーしと同じような印象でした。
期待を上回ってはくれなかったかな。
そんで初めて自分が期待し過ぎていたことに気付きました。
でも久々に映画観て色々考えさせられて、頭のリハビリになったと思います。
「人との関係」を「息」で繋ぐストーリーってことだと思います。劇中詩の「生命は自分自身では完結できない」ってことばに集約されてるんだろうね。中身はあるけどカラッポの人間と、中身はないけど人との繋がりを強く求める人形と。みたいね。そう思うと色々納得がいくんだけど、納得がいくだけで、映画として面白いか見ごたえがあるかっていうのはまた別の話だってことですかね。
個人的には板尾さんの演技が素晴らしすぎた。