猫を飼いたい

町田康の「猫にかまけて」がなんとなく自分の日常にニュルニュルっと入り込んできてからというもの、もう猫を飼いたくてしょうがないのです。猫と一緒に暮らしている自分を想像して想像して、むしろなぜ今側に猫がいないんだろうかと。首下を撫でながらゴロゴロさせてないんだろうかと。

いや違う、きっかけはいつかの朝方にそういう夢を見て、朝方の夢というものはすごくその日の記憶に残るものだから、その日は猫を飼った場合の自分を想像してからに、これはなんか調子いいぞと思っていたのです。そしたら本屋には偶然町田康の猫にかまけてが置いてあり、読むしか無いやんみたいな関西弁が口からぼそっと出たわけです。

実際、飼うにはどうしたらいいか。今住んでいる会社の社員寮なんぞ、そんな猫なんかペットは飼っちゃいけないルールが有り、じゃあ社員寮をでて、その辺にペット可の部屋を借りるしかないなとなり、そしたら色々便利な立地の錦糸町あたりなんかに住んでしまったら、も、もう俺はセレブなんだなふふふ。

とかそういうこと考えながら生活してたら、寝坊して会社を休み、実はTortoiseのライブを観にに六本木に行っていたと言う、翌日のごめんなさい祭と裏腹な非社会人的な思想、行動にかまけてしまうわけです。

仕事なんかを卒なくこなし始めた今日、仕事をしながらだんだんと考えてることは実は猫のこととかそんな日々です。社会人2年目です。