忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1080a1909fa06d9910b81210.L.jpg

なんてったってJAZZなわけで、別にTommy Flanaganを詳しい訳でもなく愛好しているわけでもない。すごく良いアルバムだと思う。だけど僕が言いたいのは、このアルバムの良さでもTommy Flanaganの良さでも無くて、このアルバムで聴けるような録音現場の空気感が大好きだということなんです。

つまりはホワイトノイズだけども、スーという空気の音と言うか現場の音がノイズとして録音されている。これがすごく好きだ。当時の録音技術的にノイズとして入ってしまったのかもしれないけど、音楽が流れ始める直前の瞬間、耳が演奏元へ集中されるときに聞こえる耳鳴りに似ている。

ただこのホワイトノイズだけがいいって言うわけじゃなくて、重要なのは音楽がないときと始まった時の瞬間的な変化を演出するためには、演奏している現場の空気感が重要なんだ。この空気感があると、音楽に急にリアリティが感じられるようになって、良い。

クリアな音ゼロ状態から、クリアな周波数の音が鳴り始めるのも悪くないけれど、ホワイトノイズに包まれている状態をあくまで曖昧なゼロ点にして、ホワイトノイズを振りほどくように音が鳴り始めたほうが味わいがあって、聴いていて気持ちがいい。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Twitter
TwitPic
プロフィール
HN:
そーし
性別:
非公開
趣味:
CDを平積みする。
最新コメント
[05/15 Backlinks]
[01/18 ArnoldPlaurgy]
[01/17 MichalFluowl]
[01/17 ViktorianPeGo]
[09/20 そーし]
最新記事
最新トラックバック
バーコード
フリーエリア
忍者ブログ [PR]