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[ BECK - MODERN GUILT ]
BECKのニューアルバム「MODERN GUILT」がすこぶる良い作品です。Coldplayのアルバムを買うかどうか未だに迷っているが、BECKは発売を知ってすぐアマゾンで注文しました。前作「The Information」を勝手にBECKにおける総括的アルバムであるとばっかり考えていたら、「MODERN GUILT」の斬新さにびっくりした。BECKに総括なんてないのかもしれない。BECKの音楽はいつでも、新しく、懐かしく、カッコ良い。どのアルバムを聴いても音楽のジャンルを横断し、ロックだのポストロックだのの区分けを無視するような、独自性の塊のような曲を作る。今作は、電子音やエレクトロニカ的な生音の多用による斬新なリズムとBECKの歌による懐かしいメロディーで構成されており、常に斬新で、なのに耳慣れしやすい、まさにBECKたる作品である。どんなに斬新な手法で作曲したとしても、結局はBECKの歌によって集束・ポップ化され、誰にでも親しみやすい曲調に変換される。ヒッポホップでもロックでもエレクトロニカでもない、あえて言うなら雑多という意味でのポップミュージックだ。BECKのアルバムを「「mellow gold」など初期から聴き通して感じることは、細かい部分での変化はあっても、決してBECKたる部分が変化することはないということ。最新アルバムの曲でさえ、ずっと前からやりたかったアイディアを具現化させただけのように感じることができ、BECKの世界の深さを感じる。なにをやってもBECKはいつまでもBECKの域を超えない。しかしながらBECKは拡大し続ける。
[ Speaker Gain Teardrop - Particle Protocol ]
今年、最も待っていたアルバム、Speaker Gain Teardropの「Particle Protocol」
すごく楽しみにしてたんだこれ。Speaker Gain Teardropは僕がエレクトロニカを聴き始めるきっかけになったPlay of colourと同じnovel soundsの所属でありまして、過去のミニアルバムは、入手困難で、聴きたいんだけど聴けないジレンマにずっと苦しまされました。アルバム発売日を過ぎても音沙汰ないし。あんまりにも興味がわき続けるものだから、レーベルにメールでCDについて問い合わせしたんですよ。それくらい待ってました。で、アルバムなんですが、すごく良いです。ジャンルとしては、インストの轟音ロックなのかな。ベースによって興奮の準備を急かされ、ギターに引き寄せられる、ドラムではじかれ、音圧に興奮する。興奮を助長するような世界観の展開が素晴らしく、爆発するような轟音によって、聴いている自分の世界観が誘爆する。音質がとてもよく、聴いていてとても気持ちがよく、音楽っていいなあと思えるアルバムです。
過去のミニアルバムも聴きたい!
この方法の良い点はなによりも切り貼り感が気持ち良いことだ。あくまで見慣れた映像が、数コマ単位で切り貼りされ、例えば連発されることでとてもシュールな映像に出来上がる。当たり障りのない俳優のセリフ、定番であえて注目することもないくさい演技、小さい頃から見慣れていて当たり前となっていた派手な演出、思っている以上にテレビや映画には当たり前ということで注目されないおかしな映像があふれている。そういうものに着目し、そいつらを切り貼りして、超現実的な作品にしてやろうと思うと、世の中の映像は無限の映像素材であるかのように思えてきて、なにも笑いを狙っていないシーンなのににやつく。
今回の作品の素材は、ハリウッド映画にした。僕らの目に一番親しまれていて、当たり前と見逃されているのに、一番おかしな演出が多いのがハリウッド映画だと思ったからだ。が、作ってみて、途中、すごく後悔した。というか完成度の低さに気づいてしまった。考えていたアイディアに最適な素材はハリウッド映画じゃなかった。編集しながら流していたTVの音が、たまたま耳に入ったとき、「これは・・・」と思い、テレビの連続ドラマの存在に気づいた。まさに国民的で誰もが一度は見たことがある。僕も小さい頃毎週楽しみに見ていた。なのに、派手な演出、不自然なセリフ、くさい演技、見る視点によって全く変わってしまう作品のおもしろさ。ドラマは切り貼りするのに最も適した映像だ。
思いついた映像素材のドラマが制作に取り掛かる前に最終回を迎えてしまったため、結局作りはしなかったが、たとえば長澤まさみの感情的シーンを数コマ単位で連発的に切り貼りし、普段は見られないような奇怪な表情と動きをさせた映像をオウテカの曲に合わせて流す。なんかもうすごくクリスカニンガムだ。ぜひとも作ってみたかった。
そんな僕の作品は、明日の上映会で発表します。
みんなの「忙しい」を集結させることで成り立っている上映会は明日7/8と7/11の17:30開始です。たくさんの忙しい人によって開催されますので、ぜひ忙しい人に見てほしいです。
昼間の眠気が気になるとこですが、疲労感が無です。
30日の上映会に間に合わせるため、まず昨日、半日で作品を完成させる。
今日、深夜、思い立ってAEを起動、誤操作。もう一本完成、
自分で自分の作品に鳥肌が立った。
自分の作品に興奮だなんて、恥ずかしいけど、すげえ興奮して眠れねえ。
興奮しすぎて背景と文字色が反転。
7月8日と7月11日に2本目も公開します。
以前、就活で三鷹を訪れた時、その日は1日に2社の面接をそれぞれ午前と午後に受ける予定で、午前の面接を終えて2社目の場所である三鷹駅に向かうのだが、1社目の面接は朝一番に芝浦で行われたこともあり、面接後、朝食と昼食の中間のような軽い食事を済ませ、その後向かったのに面接時間の2時間も前に着いてしまった。途中、これは早く着きすぎると危惧し、新橋や神田で時間をつぶしたがそれでも時間が余ってしまい、どうしようもなく総武線へ乗り、三鷹へ向かった。そして着いてはみたものの、そのとき就活は終盤で、連日の遠出によって特に外出に対して目新しさもなく、出かけ先に買い物など用事を考えて行くようなこともしていなかったため、機械的に三鷹に着いてしまったことを後悔するくらい、僕はなにもやることがない状態に陥ってしまった。
さあ、三鷹だが2時間なにをして面接まで時間をつぶそうか・・・。改札は通ったが、駅の真ん中で、南口にも北口にも向かわず考え迷い、立ちっぱなし。僕は外出先で時間が余ったとき、たいていは喫茶店に寄り、コーヒーを飲みながら今後のことを考え、暇をつぶす。 もしくは、CD屋さん、電気屋さん、本屋さんなど長時間いても目新しいものがなくならなそうなお店へ向かい、暇をつぶす。しかしながら、今日に限っては、朝9時から昼下がりまで暇しており、とっくのとうにそんなものたちは駆使してしまっていた。特にコーヒーについては、朝一番の面接ということで眠気覚ましとして直前に1杯、面接中にだされて1杯、面接後の食事で合わせて3杯いただいてしまっていたので、さすがにもう結構であった。そしてなにより外出先で1日に何回も喫茶店に寄れるほどお金はない。
僕「働く場所はどこになるのだろうか、住むのなら三鷹のような場所がいいな、この後の面接がうまくいけば、たぶん住む場所は三鷹だ。もし三鷹なら、友人や家族にも会いやすい。自分の本命は先週受けた会社だが、電話は来ない、たぶん、僕は三鷹の会社に決まるのだろう。三鷹の会社に対してはぞんざいな扱いを受けたり、納得のいかない質問を受けたりで、嫌な印象があるが、揃っていない就職先を比べることはできない。三鷹には玉川上水がある。職場の近くにこんなに気持ちの良い道があるのだから、落ち着く場としてすごく良いぞ。」