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卒業研究の発表日が迫る!!
僕の発表内容は、9月に学会で発表した内容と寸分違わぬ内容!
つまり、9月末から実は一度も実験してない!!!!
何をしていたかというと、後輩の実験指導とか卒論作成とかそういうのです。
卒論は去年のうちに終わらせて、
昨日、卒論要旨と卒論ポスターを提出して、ポスターは既に僕の研究室(16号館横G棟)の前には貼りだしてあります。ぜひご覧ください。英語ですから。
もしかしたら、色使いとかポスターレイアウトで僕だと分かってもらえるかもしれません。
まああくまでも材料工学についてのポスターなんで、映像作品と違って分かりやすさとか見やすさを第一に作っていますんで、さほどかっこよくはないけれど、
でも出来るだけ格好良くレイアウトしました。
卒研発表は2月3日です。早くきてくれ!
あわよくばこの日を境に、二度と研究室に足を踏み入れたくない!
って感じで、脱学生、卒業意欲が猛烈に高まっています。
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いまさらになってしまって、あれなんですけど、坂本真綾のニューアルバム「かぜよみ」が発売されましたね。みなさんすでにリピート再生をされているかと思いますけど、僕は情けないながら、入手が遅れまして、やっと今聴きながらこの記事を書いております。
フルアルバムとしては、2005年に発売された「夕凪LOOP」以来なので、だいたい3年ぶりです。いやあ、待った。ちょくちょくシングルを発表してはいたんだけど、やっぱりシングルとアルバムじゃ、聴く側としては影響の大きさが全然違うよね。僕は基本的にアルバムは聴きこむけど、シングルは感触程度しか考えないので、僕にとってこのアルバムの存在は大きいです。ただ、すごく残念なのはアルバムの収録曲にシングル曲が多いこと。坂本真綾のアルバムの素晴らしいところは、アルバム単位としての雰囲気が統一されていて、そのときの心情とか雰囲気がシンプルに表現されているところだと思うので、発売前に収録曲が発表されたときは、結構残念でした。シングル曲はどうしてもダイナミックな曲になりがちだし、雰囲気もタイアップとかで変わってくるから、すごく残念。
アルバムを聴きながら、そのときに僕が考えたことを直接ブログ化していくという短絡的なレビュー。でもシングル曲については、当てはまらないところが多いと思うので、僕の考えの対象からははずします。
夕凪LOOP発表後に、発表されたミニアルバム「30minutes night flight」のときも思ったんだけど、すごく楽器の音がクリアになっていて心地よいよね。僕は演奏とか録音に関する知識は全くないんだけど、菅野よう子のプロデュースから離れたあたりからなのかもしれない。菅野よう子のプロデュースでなくなってから、それまでとは違う意味でのポップ感が増していて、1曲に込められたアイディアのシンプルさは少なくなったんだけど、その分、演奏一つ一つに対しての気遣いみたいなものが増している気がする。
あと、これは坂本真綾自身の変化だと勝手に考えているんだけど、菅野よう子のプロデュースを離れてから、曲に込められる坂本真綾の考えとか感覚がどんどん強くなっていると思う。当たり前っちゃ当たり前なんだろうけど、今までの菅野よう子プロデュース時代は、坂本真綾の世界観というよりは坂本真綾と菅野よう子の世界観が乗算的に合わさっている感じがしていたし、今のアルバムと比較すると世界観が違い過ぎている。「かぜよみ」では、坂本真綾が好きなんだろうなっていう雰囲気とか、最近の考察とかがすごくシンプルに伝わってきて、一つのレポートを読んでいるような、そういう感じがしてすごく面白い。たぶん、坂本真綾が全面的に作詞するようになったのが最も大きい理由だね。また、一方でシングル曲とかタイアップ曲には、あんまりそういう雰囲気が感じられなくて、あくまでも音楽の歌担当として歌っている感じがする。僕がシングル曲になじめない理由の一つはこれによるものなんだろうと思う。
だから、すごく久しぶりになんにもない、ただの坂本真綾だけの感覚を聴いた気がして、なんていうか新鮮だ。菅野よう子とのコンビ解消で、曲自体の奇抜さとか新しさみたいなものは少なくなってしまったんだけど、それからずいぶん経って、ダイナミックな曲というか大感動を誘う様な曲でなくても、素晴らしい世界観が確立されていて、そのころとは別のアーティストとして曲を聴くとすごく新しい感覚を感じる。
アーティストとして表現したいものみたいなのの焦点が、作品毎に絞られていって、どんどんミニマルな坂本真綾の表現に近付いている気がする。むしろそういう着目点で聴くと、昔の菅野よう子プロデュース時代からの変化が感じられて、なんだか嬉しくなってくる。これからもやっぱり、僕の感覚に坂本真綾は欠かせないね。
2008年のライブおける映像演出のベスト10を選出しているブログです。
http://accentfeed.blogspot.com/2008/12/10-most-innovative-concert-visuals-08.html
ランキングに合わせて貼られているライブ映像のリンクがなかなか面白い。
特に7位のクラフトワークの映像っていうか演出は笑える。映像はシンプルすぎるくらいシンプルで、言い方変えればちゃっちい。そしてステージにいる4人は本人たちかと思いきや、マネキンだし・・・。
レディオヘッドの南米ツアーのオープニングアクトにはクラフトワークが参加するとか。
どんだけ豪華なんだ。
http://accentfeed.blogspot.com/2008/12/10-most-innovative-concert-visuals-08.html
ランキングに合わせて貼られているライブ映像のリンクがなかなか面白い。
特に7位のクラフトワークの映像っていうか演出は笑える。映像はシンプルすぎるくらいシンプルで、言い方変えればちゃっちい。そしてステージにいる4人は本人たちかと思いきや、マネキンだし・・・。
レディオヘッドの南米ツアーのオープニングアクトにはクラフトワークが参加するとか。
どんだけ豪華なんだ。
TDKのCMが超かっこいい。
「トランジスタです」とか「フェライトマグネットです」とか、スーツ着た外国人の集団が後を追っかけてくる方じゃなく、電気グルーヴの音楽が流れる方のCMです。放送回数はさほど多くないようなので、観たことない人多いと思うんですけど、これを機に観てみてください。
http://www.tdk.co.jp/tjaaa01/aaa06094.asx
かっこいい。
まず曲がかっこいい。フラットで無機質で、なのにすかしてない感じ。いろいろな映像アイディアを幅広く受け止めてくれそうで、すごく想像をかきたてられる。企業サイトによると、電気グルーブが、このCMのために書き下ろした曲なんだとか。電気グルーヴのアルバム一枚も持ってないけど、買いたくなってしまうね。
そして、映像もかっこいい。アメリカの街並みを上から俯瞰した後に、街と一体化した回路基板が登場。街(地上)ではジョギングしてる女性とかスーツ着たサラリーマンがいたりとか、マクロとミクロを交えた表現が、全体的に無機質になりがちな映像を、わかりやすくしていてうまい。街並みと重ね合わされている回路基板は、Corneliusの「Point of view point」でも登場していたけど、回路基板には機能美っていうか、アートとしてデザインされたわけじゃなく、機能性を求めた結果得られた構造のかっこよさがあると思う。
昔、自分の映像で、回路基板の画像を使ったことがあるけど、今度は回路基板を背景のようなわかりやすい部分として、もう一度使ってみたい。
CMの最後の方で、街並みのビルの屋根が一瞬反射して、光るのが熱い。
「トランジスタです」とか「フェライトマグネットです」とか、スーツ着た外国人の集団が後を追っかけてくる方じゃなく、電気グルーヴの音楽が流れる方のCMです。放送回数はさほど多くないようなので、観たことない人多いと思うんですけど、これを機に観てみてください。
http://www.tdk.co.jp/tjaaa01/aaa06094.asx
かっこいい。
まず曲がかっこいい。フラットで無機質で、なのにすかしてない感じ。いろいろな映像アイディアを幅広く受け止めてくれそうで、すごく想像をかきたてられる。企業サイトによると、電気グルーブが、このCMのために書き下ろした曲なんだとか。電気グルーヴのアルバム一枚も持ってないけど、買いたくなってしまうね。
そして、映像もかっこいい。アメリカの街並みを上から俯瞰した後に、街と一体化した回路基板が登場。街(地上)ではジョギングしてる女性とかスーツ着たサラリーマンがいたりとか、マクロとミクロを交えた表現が、全体的に無機質になりがちな映像を、わかりやすくしていてうまい。街並みと重ね合わされている回路基板は、Corneliusの「Point of view point」でも登場していたけど、回路基板には機能美っていうか、アートとしてデザインされたわけじゃなく、機能性を求めた結果得られた構造のかっこよさがあると思う。
昔、自分の映像で、回路基板の画像を使ったことがあるけど、今度は回路基板を背景のようなわかりやすい部分として、もう一度使ってみたい。
CMの最後の方で、街並みのビルの屋根が一瞬反射して、光るのが熱い。
僕の住んでいるアパートの隣人は、とてもユニークな存在です。
僕は、大学近辺の安アパートに住んでいるのですが、大学近辺のアパートと言えば、住んでいるほとんどの人間は大学生です。うちのアパートも例外にあらず、隣人以外はみんな大学生です。あ、隣人はたぶんサラリーマンです。彼はきっと、家賃の安い割に立地が良いこのアパートが気に入っているんでしょう。勤め先の福利厚生で家賃代が支給されれば、ほぼタダになってしまうようなアパートですからね。
住民のほとんどが大学生なので、年末は当然帰省します。大学近辺は年末になると、急激に人口が減り、深夜なんて今までの騒がしさが不思議なほど静かになります。当然、うちのアパートも例外にあらず、僕と彼以外はみんな帰省したはずです。彼は働き者ですから、年末といえどきっちり早朝に起きて働きに出かけます。
僕は自炊が好きです。映像制作しているときは特に好きで、気分転換や暇つぶしにはぴったりなんです。レンダリング中やアイディアが行き詰ったときに米を炊いたり料理をすると、ちょうど良い息抜きになって、モチベーションを回復させてくれます。
彼も料理が好きだと思います。彼に料理がどういう感覚をもたらしているのか詳しくはわかりませんが、彼はキッチンに立っているとき、なんだか歌でも聞こえてきそうなくらい楽しそうです。
実際のところ、僕は彼の顔をはっきり見たことはありません。僕は大学生で、彼はサラリーマン(たぶん)ですから、生活時間が違うため、ドア前ですれ違ったこともありませんし、話をしたこともありません。ただ、彼が慌しく出勤するところを、窓からみかけたことはあります。彼は一見すると、ごく一般的なサラリーマンで、少し大人しそうな印象を受けました。
彼はよくしゃべります。特に政治に関する話題には黙っていられません。彼の得意分野は外交政策です。彼の話を聞いていると、政治に関する僕の見解の甘さを思い知らされますし、政治に関心の薄い最近の若者連中にも聴かせてあげたい気持ちになります。彼は日常的に世界の外交問題の解決点を模索しているようなので、いつ何時であろうと、語らせれば瞬間的にトップスピードで語り始めます。饒舌っていうのは、こういうことを指すんだなって思います。
彼の語録を、いくつか紹介します。
「日本はアジアの平和や発展に貢献している」
「日本は、アメリカにとってアジア外交の最重要拠点だ」
「パレスチナがイスラエルと和平するわけがない。そんなことは民意に反しているからな」
(3つ目は、ついさっき僕が帰宅したときに話してくれました)
隣の部屋から、テレビの音や音楽は聞こえてこないのに、彼の話し声だけは常に聞こえてきます。ときどき笑い声を交えて、彼のひとりごとはどんどんモチベーションを上げ、一人で盛り上がります。特に早朝は、朝のニュースを観ているのか全開です。夜は夜で、キッチンで演説ばりに外交論を展開しています。パレスチナとかアジアじゃなくて、僕のことを考えてほしいです。正直、彼のひとりごとにはうんざりです。
今もまさに僕は彼の外交論を聴いています。
僕は、大学近辺の安アパートに住んでいるのですが、大学近辺のアパートと言えば、住んでいるほとんどの人間は大学生です。うちのアパートも例外にあらず、隣人以外はみんな大学生です。あ、隣人はたぶんサラリーマンです。彼はきっと、家賃の安い割に立地が良いこのアパートが気に入っているんでしょう。勤め先の福利厚生で家賃代が支給されれば、ほぼタダになってしまうようなアパートですからね。
住民のほとんどが大学生なので、年末は当然帰省します。大学近辺は年末になると、急激に人口が減り、深夜なんて今までの騒がしさが不思議なほど静かになります。当然、うちのアパートも例外にあらず、僕と彼以外はみんな帰省したはずです。彼は働き者ですから、年末といえどきっちり早朝に起きて働きに出かけます。
僕は自炊が好きです。映像制作しているときは特に好きで、気分転換や暇つぶしにはぴったりなんです。レンダリング中やアイディアが行き詰ったときに米を炊いたり料理をすると、ちょうど良い息抜きになって、モチベーションを回復させてくれます。
彼も料理が好きだと思います。彼に料理がどういう感覚をもたらしているのか詳しくはわかりませんが、彼はキッチンに立っているとき、なんだか歌でも聞こえてきそうなくらい楽しそうです。
実際のところ、僕は彼の顔をはっきり見たことはありません。僕は大学生で、彼はサラリーマン(たぶん)ですから、生活時間が違うため、ドア前ですれ違ったこともありませんし、話をしたこともありません。ただ、彼が慌しく出勤するところを、窓からみかけたことはあります。彼は一見すると、ごく一般的なサラリーマンで、少し大人しそうな印象を受けました。
彼はよくしゃべります。特に政治に関する話題には黙っていられません。彼の得意分野は外交政策です。彼の話を聞いていると、政治に関する僕の見解の甘さを思い知らされますし、政治に関心の薄い最近の若者連中にも聴かせてあげたい気持ちになります。彼は日常的に世界の外交問題の解決点を模索しているようなので、いつ何時であろうと、語らせれば瞬間的にトップスピードで語り始めます。饒舌っていうのは、こういうことを指すんだなって思います。
彼の語録を、いくつか紹介します。
「日本はアジアの平和や発展に貢献している」
「日本は、アメリカにとってアジア外交の最重要拠点だ」
「パレスチナがイスラエルと和平するわけがない。そんなことは民意に反しているからな」
(3つ目は、ついさっき僕が帰宅したときに話してくれました)
隣の部屋から、テレビの音や音楽は聞こえてこないのに、彼の話し声だけは常に聞こえてきます。ときどき笑い声を交えて、彼のひとりごとはどんどんモチベーションを上げ、一人で盛り上がります。特に早朝は、朝のニュースを観ているのか全開です。夜は夜で、キッチンで演説ばりに外交論を展開しています。パレスチナとかアジアじゃなくて、僕のことを考えてほしいです。正直、彼のひとりごとにはうんざりです。
今もまさに僕は彼の外交論を聴いています。