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3月25日は、なんだか色んな人に、おめでとうおめでとう
そーし先輩かっこいい
そーし先輩最高
そーし先輩いなくなっちゃうとつまんないです
そーし先輩の映像大好きです
むしろそーし先輩タイプです
そーし先輩にすごく影響受けてます
そーし先輩しっかりしてる
そーし先輩理想の人です

その場では謙遜しつつ、照れ笑いしつつ
誉め言葉、全部、覚えてます。

ありがとう!
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Apple社の創立者スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業生へ贈ったスピーチです。卒業する人だけでなく、観たことない人はぜひ全編見てほしい。




来週、大学を卒業します。
ちょっと前に「アップルの法則」というスティーブ・ジョブズについて書かれた新書を読んだんだけど、その本の最後で語られているのが、このスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチです。

彼がいう「点を繋げる」という話、僕も自分の過去を振り返ってみると、そういえばあの出来事がきっかけで今の考え方に影響を及ぼしている、とかあの時の経験がまったく関係していないように見える今のセンスを磨いていた、とか考え出すとキリがないくらい当てはまることが多くて、すごく共感する。っというか、こういうことを考えるのは僕も好きで、自分の考え方についての生い立ちみたいなものを徒然に考えることがある。そういう因果関係っていうのは、人に説明しようとしても、その理論が他人にはなかなか理解されないようなものも多くあったりして、脈絡のない自意識過剰の人だと思われてしまうかもしれない。たぶん、点を繋げる作業だけで完結してしまえば、本当に単なる自意識過剰なんだろう。でもこの作業を行い、過去の自分を探索することで、今の自分のアイデンティティーの確立につながってくるんじゃないかな。

僕は残念ながら、高校卒業後、浪人という名の準NEETを1年間(正味半年間くらい)経験したんだけど、この期間、今考えると僕の人生にとっての大きな点です。大きな点というかハブだね。一応予備校に入学したんだけど、見通しのつかない自分の将来のことを考えたくなくて、それと偏差値とか学力のことしか眼中にない人が沢山いる予備校の空気感が好きになれなくて、だいたい3ヶ月間くらい通って不登校に・・・ね。ちょくちょく一緒に通っていた高校時代の友達とは、その時点で音信不通になった。というか、連絡を僕が無視したんだけど。たぶん彼の中では、僕はドロップアウトで、完全に違う道を歩んだと思われたんだろう。中野、俺もちゃんと大学に入学して、卒業して就職することになったよ。

そのあとはマンガ喫茶のアルバイトで普段過ごす分のお小遣いを稼ぐ日々になりました。毎朝、予備校に通うと見せかけて家を出ると、朝は立川(予備校のある駅)の喫茶店で読書、11時頃になると映画館で適当な映画をチェック、映画の時間までHMVとその上の本屋さんで時間を潰して、映画を観終わるとまたHMVと本屋で物色。で夕方前くらいになると帰宅。友達と一緒にやってたネットゲーをプレイ。本当に優雅で、楽しそうな生活を送っていたね。

朝方までゲームした時は、このスケジュールをどんどんずらしていって、1週間をループ。そんなことだから、昼夜逆転する日も多くて、そんなことだから憂鬱になりやすくって、そんなことだからまたなにかに没頭しなくちゃ自分をとことん見出せなくなる。

浪人生だというのにほとんど受験勉強もしないで、ただただ音楽、映画、読書、ゲームの毎日。本当に生産性のないオタクな生活だった。カスに近い。

でもね、これって究極的に、生産性を控えたモラトリアムだと思うんですよ。もちろん、このあと生産性のある生活を目標にして生きて、ちゃんと社会に出ることが前提だけどね。僕にとっては、このときの堕落した生活が、大学で勉強することへの憧れを強くしたと思う。あと、大学生ならではのキャンパスライフをきっちり楽しまなければならない、っていう思いもそれがきっかけだと思う。

入学した頃の、周囲の人との勉強に対するモチベーションの差っていうのは本当に大きく感じた。やっぱり高校時代の勉強からの地続き的な感覚で入学するからなんだろうけど、僕はそこの隙間に大きな敷居を置かれてしまった状態で入学したからね、大学の勉強に対して、知識欲から来るモチベーションとかそういう環境だから勉強するみたいなものは全く当ててなくて、就職した自分に役に立つと思うから勉強したいっていう感覚がすごく強かったんですよ。それは今考えてもすごく良かったと思うんだけど、だから大学に入って初めて勉強することの楽しさとか能力が向上するっていう感覚が感じられたかもしれない。逆に、役に立たなそうっていう種類の勉強に関しては、かなりモチベーションが低くて、その辺りの安定感が初めはなくて、いまいち総合的な成績が良くなかった。

それとおまけに、大学生活のメジャーといえばサークル。このサークル活動ももう存分に楽しみたい!って思ってたからどっぷり刺激をもらいました。あくまで、勉強することがメインではあったんだけど、それだけじゃないセンスを確保して、バランスを保つことが重要だと思ったから(本当に当時から考えてたんだよ。本当だよ。)、映像制作にも本気で取り組んで、今に至る。映像制作を通して、かなり色々考えさせられたし、普段の勉強の方にも刺激を受けた部分があったと思う。そういう意味ではここでの点たちも繋げることができるかもしれない。

そんなこと言っておいて、依頼された映像を2か月以上完成させていないので、本当に申し訳ないです。3月中には完成させます・・・・。すみません。

全く関係がないこと、意識的なものじゃないこと、偶然の出来事でもなんだろうと、必ず将来の自分にとってはなんらかの点で繋がってきて、なにかのセンスとして今に生かすことができる。そう考えると、今考えていることの自信とか重要性っていうのが大きくなるんじゃないかな。どんなつまらない思い出だろうと、恥ずかしくて人に言えない経験だろうと、自分の中で考察してみればいいんじゃないかな。




スティーブ・ジョブズの2つ目の話と3つ目の話。根本的には今でも十分刺激を受けたんだけど、本当に重要な意味っていうのは、今の自分にとっては少し早かったような気がする。なんとなくだけど、これからの働き始めてからとか、年齢を重ねた後に活きてくるような話だったと思う。

自分の希望する会社に入れて、将来に対してもかなり信頼を持てるようになったけれど、実際のところ、そのまま勤め続けるかどうか、同じ仕事を続けているかどうかなんてことは、今後に不安とか不満があるわけじゃないけど、全くもって未定。少し誤解されそうだけど、就職する会社は大好きで、尊敬しているし、何もなければ、将来を捧げるつもりでいます。だけど、とりあえずは今の自分にとって満足できる目標をもって、大学生活を活動してきただけであって、今後も同じ目標で満足するかどうかなんてことはまずないと思う。だから、今考えられる将来に向かって頑張るだけで、そのあとのことは本当は全然信頼していないです。そうやって加速度的に成長できれば素晴らしいんだろうね。


大学4年生にもなるとね、卒業旅行はどこへ行こうかとか誰と行こうかとか考えると思うんですよ。友達がいない人は別として。学科の友達とかね研究室の同級生とかね、僕は幸いにもいくつかの選択ができた中、1年間なんとなくのあいまいな返事で受け流して、結局彼女と箱根へ行ってきました。普通ちょっと恥ずかしい話題なのかもね。知らんけどね。

海外旅行なんて、全く興味ないんですよ。グローバルとかワールドスタンダードに特化した会社に就職しといて、いまさら言うのもあれなんだけど、日本の感覚が好きです。就職したら問答無用で長期の海外研修に行かされるわけでね、そのときまで猶予してほしかったのよ。ハワイとかサイパンに大金をつぎ込むのなら、「僕は断然国内派」。

でもってね、ロマンスカーの大ファンなのです。育ちも現住所も小田急沿線なんですけど、小さい頃からの憧れがあの赤い特急ロマンスカーです。うちの家族は、全員(僕を除いて)ワーキングプアなので、家族は皆忙しく、俗にいう貧乏暇なしというやつで、実は家族旅行というものを一度もしたことがない。そんな不安定な生活を日々おくるなか、うちの母親が良く言っていたのが、お金が貯まったらみんなでロマンスカーに乗って箱根にでも一泊しようね、です。旅行に行ったことがない僕は、それがちょっとしたコンプレックスだったので、本気で実現するよう待っていたんだけど・・・・。

うちの母親は調子が良いというか、その場その場で実現性関係なしの調子の良いことを軽く言いのけるので、いつまで経ってもそんなことは実現せず、僕はそのまま成長していったのです。だから、実家に住んでいるときは最寄り駅にロマンスカーが停車してると、時々そんなことを思い出したりしてね。ちょっと感傷に浸ったりすると、ああなんかいい思い出だなって。

そして大学近辺の今のアパートへ引っ越すと、図らずも小田急沿線で箱根へだいぶ近付いている。そして昔の赤いロマンスカーから、どんどん新型が開発されて、オーバースペックじゃないかと思うくらいかっこいいVSEだとかMSEはときたま、駅を滑らかに通過していく。ロマンスカーは僕の憧れと並走しながら進化している。

ロマンスカーに関するHPhttp://www.odakyu.jp/romancecar/iroha/index.html
特に見てほしいのは、「列車名と運行区間」と「おいしい時間」

もし卒業旅行をするのなら、やっぱロマンスカーに乗りたいなあと、いつの日か考え始めてね。ロマンスカーのHPを観たり、性能を調べてみたり、製造会社を調べてみたりとかね。電車オタクってわけじゃないんだけど、どんどんロマンスカーに対しての思いが熱くなってきました。別に行き先はどこでもよかったんだけど、ロマンスカーの行き先と言えば、箱根。

小田原寄りの小田急沿線に住んでいるにも関わらず、旅行の始まりはあえて新宿から。憧れのVSEを満喫するため、わざわざ新宿まで急行で向かい、新宿で折り返し、新宿からロマンスカーに乗車しました。乗車したVSEにはほとんど縦揺れがなく、発進も滑らか。インテリアのデザインも美しい。本当に堪能しました。

ST330233.jpgST330235.jpg











もうほとんど、僕の意識では旅のクライマックスがロマンスカーだったので、なんと写真を撮ったのがロマンスカーの写真、登山鉄道、ロープウェーの乗り物だけ。

今回は、卒業旅行ということで、大学生の旅行にしてはやや高級志向の宿を予約。まさに隠れ家という感じで、ただ道を歩いているだけではほとんど建物を見つけられない旅館でした。大通りと思われる道路からは河を挟んで、つり橋を渡らないと旅館前に辿り着かないので、旅館の近くを観光客や通りすがりの人が通るなんてことがまずありえないという、なんとも素晴らしい立地の宿です。

旅館HP。ぜひどうぞ。http://www.yamanochaya.com/

ご飯もすごくおいしかったです。創作風の懐石料理コースなんだけど、めっちゃ美味しくてね。素材の味を生かすというのは、こういうことなのかって感じでね。一緒にお酒が飲みたくなったので、注文してみたところ、焼酎でリクエストを言うと、メニューに載っていない知らない焼酎を紹介されまして、メニューに載ってないからいくらなのかわからないまま、なんとなく面白そうなのでそれを注文、百姓?とかいう芋焼酎だったんですけどね。コクがあってリクエスト通りの味でした。チャックアウトの時に一杯千円っていうことを知ったけどね。

晩御飯後は、露天の温泉に浸かり、そのあとは強羅のお店で買ったイワシの練り物で地酒をいただく。部屋には月見台というバルコニーみたいなところがあるんだけど、さすがに外は寒いので、月見台前の縁側にて一杯、二杯。

これよ。こういうのをやりたかったのよ。青い海とか南国の景色とかじゃなくてね、美味しいお酒とおつまみ、それと良い雰囲気がいいんですよ。それが僕にとってはおそらく今後一生至福の時なんだろうなと思います。それ以上のものになにがあるのか、今の僕には全く分からない。

おっさんかと言われてしまいそうだけど、本当に至福でした。
そして今晩は、自分へのお土産、アジの干物で焼酎をいただきます。

書こうと思うと、細かい部分までまとまりもなく書いてしまいそうで、いまいちうまく書けない。とりあえずこのくらいでおしまいです。
このところ気分の優れない日が多く、何に対してもやる気の乗らないことが多いんですけどね。なんとか頑張って生きる意味を求めないようにしています。もう少し、もう少し。

毎度おなじみ自分鑑賞用のMV特集のコーナー。


YAIN / HUNCH

mixiのPVコミュから辿って発見したミュージックビデオ。
すげーーーーーなんてかっこいいノイズだ!!!と思ってディレクターのページを観てみると、僕の好きな「swimmingpoo1 / bi ttersweet」のPV制作をした人でした。びっくり。



Scam Circle/engrave

映像に対しての細かい気配りというか、完成度に対する欲求の凄まじさを感じますね。



「武蔵野美術大学映像学科2008年度進級制作展展示作品 特快版」

いいね、いいよね。映像の基本は車窓だよね。最も身近なシュールだよね。こんなものを大学の勉強の一環として作れるなんて楽しいだろうねえ。画質が異常に綺麗というか、鮮やかだよね。ぶれてないし、どうやって撮影したのか気になります。

音楽がないのが少しさびしいかな。本当はあるんだけど権利上の問題で音無しにしたのかな。自分の好みの音楽をかけながら観ると、刺激が倍増するよ。僕はちなみにtoeをかけながら観ることが多いです。http://www.myspace.com/toemusic

やらなきゃいけないとわかっててもやれないそんな気分が続く。大学卒業だいたい1か月前、やらなきゃいけないことがたくさんあるのに、どうしようもなく何もかもうまくいかない。落ち込むよね。うわぁぁ
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