2012年書き初め

２０１２年です。

僕自身においての去年は大変だったと言えば大変だったし、でもそんなこと言い始めたら毎年のことでは？とも言える。つまりまあまあだった。そんな中、兄が結婚し、なんと新年開けたら兄嫁がご懐妊されたという話もあった。あいかわらず兄はどう見てもろくでなしなので、子供が出来たと言われても然して嬉しかったという訳ではなかった。

僕は言えば、近しい人のご祖父の容態が好ましくない状態にあり、ただただ励ますにはどう言葉にすればいいのかと悩むばかりだ。その人のつらい気持ちが判れば判る程に、元気出してなんて言えないし、気分を変えてなんてことも、もし僕がその立場だったら無理だと思うから言えなかった。ただ言葉にできずに落ち込んでしまう僕はそばにいるだけ無駄かもしれない。

時代はどんどん進歩していきどんどん新しい感覚をもたらしていくだろうけども、死だけはなににもかえられず不変の意味を持っている。

天体観測０１

小学生のころ、北極星と北斗七星とカシオペア座の観測をするっていう宿題あったけど、今思うとそんなの見えないの知ってるでしょって、逆にくじけさせるような宿題出さないでって感じだよね。ちっちゃい頃から見たいのに見れない、見に行きたいのに誰も連れてってくれない、宇宙への興味はずっと振られっぱなしで叶わずじまい。理解してくれると思って話したって振られっぱなし。いつしかそんな興味も薄れてしまってたけど、こないだの中秋の名月は本当に綺麗だったから思い出した。見たけりゃ自分で見れる様にすればいいんだから、大人になってそれが出来るんだからそれを叶えたい。そういえばまだ一回も北極星って見たこと無いんだよね。

夜空が綺麗ですね。

中学生の頃だったけか、貯めたお小遣いにそれと兄が援助してくれてビクセンの天体望遠鏡を買った。初心者用にしては高倍率のだったんだけど、標準合わせしようと思ってもマンションだらけの東京郊外だから、地上ではどこも近くでしか標準を合わせられなくて、本番の天体観測の時に標準がずれずれですっごい手こずった。八王子の団地からは月ぐらいしか見えないんだけど、それでも望遠鏡から覗いた月面がものすごく早く動くのには驚いて、今でも忘れてない。

今夜はすごく月が綺麗だから久しぶりに天体観測してみたくなった。天体観測ったって月ぐらいしか見られないんだけど、それでも月面には地上にはないクリアな光景が広がっていて、それでいて光と影がくっきりとした立体感があって、まるでその場ですぐ見ているかのように近く感じられる不思議さがある。

もう社会人なんだし、車だってあるんだから、昔のよりももっと精度の高いのを買ったりしてみても良いんじゃないかと思ってる。次のボーナスくらいかな？購入を計画中。

仕事

仕事で悩む。なにかの業務で悩んでいるんではなくて、仕事に対してそのものに悩む。自分にとっての仕事とはどういうものだったのだろうか、会社ってどういうものでどうなったらいいんだろうか、そのためには自分はどんな仕事をすればいいんだろうかと悩む。

近しい同僚が今会社を辞めようとしていて、それを今朝告げられたものだから今日はとことんそんな感じで仕事ってなんだっけなあとそんな感じで目をぱちくりしながら悩む。自分が今カタカタ叩いてるキーボードだって何のためにやってるんだっけ？結局僕だっていつかは、どうなってしまうんだろう。本当にそんな朝だった訳で、目をぱちくりしながら目を合わせられずにごまかしてしまって、職場でそんな泣いてしまうだなんてそんな訳なくて、仕事だなんてそんな何のためかなんて上司は知らないのにそれらしいなかで何となく頑張ってるんだ。

上司だって同僚だって悪い人なんかいなくて悪いのは雰囲気だ。雰囲気が誰かを追いやってる。雰囲気なんてものは誰がどうやったって何か出来るのだろうか。そんなの人事部がなにか出来るなんてどうにも理解できない。自分もいつかは辞めるかもしれないし、辞めさせてしまう人間になるかもしれないかと思うと本当にどうしたらいいの。友人になれたと思っていたのに。

お香

今日は雨だと聞いてたのに、結局1日晴れていた。

お香を焚くとちょうど椅子に座ってる僕の目の丈くらいまで、煙がすーっと一直線に立ち上って、その後はくしゃっと乱れる。でもずっと観察しているとなぜか目の丈に至らないところでだんだん低いところで乱れるようになった。息を止めるとまたすーっと一直線に、むしろさっきよりも高いところまで立ち上る。意外と自分の息が荒いことを気づかされた。